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また、暗号制作
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相変わらず仕事に追われていますが、自分の作品の新しい作品の絵コンテを始めています。
まずは絵コンテの前段階、軽く流れを描きとめたものを作りました。
他人には何が描いてあるかわからないでしょう。ほとんど暗号状態です。

本当のところ、次の作品は何を作ろうか・・・ちょっと悩んでいました。
悩んだ結果
「ミーコ&マギー」第3話を作る事にしました。「ミーコ&マギー」は自分の中でストーリーを作るうえで、今までとは違った領域を見せてもらった作品でした。なんとなくこの流れを止めたくないというのがありました。
先ほど公開した2話目も、見ていただいた方には「面白かった!」と言っていただける作品だったので、
3話目もきっと面白くなると思います。

また、長い戦いになりますね・・・
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エンターテイメントと僕
久しぶりの更新です。

エンターテイメントとは、アニメとは、映画とは、何なのか?
そんな事をちょっと書いてみたいと思う。したがって、今回はちょっと長くなる。

自分は何でアニメを作ってるのか?そんな事を考える。
自己表現だから?評価がほしいから?仕事がしたいから?
作品を作っていたり、作った事がある人たちは、何の目的で作っているのでしょうか?
自分が、その事を考え出したのは、ある出来事があったからです・・・

自分の母親は、もう何年も前に亡くなった。癌だった。
その時、自分はゲーム会社で働いて、母が入院中に
「お前は、いったい何の仕事をしてるのか?」
ゲームやデジタルといった物は苦手だった母には、自分のゲームグラフィックという仕事を理解でなかった。
「アニメみたいなモノなのかい?」「漫画とはちがうのかい?」
そんな事を言ってくる母に、ゲームの中の絵の部分を作ってると言っても理解できない話しだった。
最後に母は
「それで、それは人の役に立ってるのかい?」
その問いかけを聞くまで、自分はそんな事考えた事が無かった。
ただ、絵の仕事がしたくて飛び込んだ世界だった。どんな形であれ絵でお金がもらえれば良かった。
その時の自分は
「・・・まあ、間接的には人の役に立ってるんじゃないかな・・・」
そんな、へんな答えを返しただけだった。

それが、自分のやっている仕事は何なのか?考え出した出来事だった。
人の役に立つ・・・とは、どんな仕事なのか?
それは直接、人を助ける仕事だろう。
母との会話は病院での事だったので、病院に当てはめてみよう。
病院の中で人を直接助ける仕事、それは医者であろう。
病気の患者を痛みから救い、命を助ける。まさに人の役に立つ仕事だ。
そうすると、直接診察の出来ない看護師は、間接的に役に立つ仕事なのだろうか?
それだったら、自分の仕事、それはゲームに限らず、エンターテイメント全般に言えると思うが
それは病院の中のどの部分に当てはめる事が出来るのか?
自分が考え付いたのは、誰かがお見舞いで持ってきたであろう、患者の横に置いてある「花」のような物ではないか・・・(ロビーにおいてある雑誌、病院の廊下の絵でも、何でも良いのだけれど)
直接病気を治すわけでも、サポートするわけでもなく、痛みも取ってくれない。
でも、その存在を無くしてしまったら、あまりにも寂しすぎる。きっと必要な物だと思う。
それは精神面でのサポートか、目に見えない部分でのケアなのかもしれない。
それを見た時、一瞬でもつらい痛みを忘れさせてくれる、そんな役割だろうか。
そう考えると、かなり間接的に役に立つ仕事・・・とも言えなくもない。

なんとエンターテイメントとは、弱い存在か
「そんな事しか出来ないのか・・・」と思ってしまう。
命を救えるわけでも、痛みを取り除く事すら出来ない。ただ、そこにあるだけの存在。
しかし「それでも」というか「それだからこそ」

エンターテイメントはすばらしい!

そんな話しになっていく。それは、医者が直接触れる事の出来ない所のケアなのだ。
そして、医者では助けられない人を助けるケースもあるかも知れない。
一日の仕事が終わり帰ってくる。そんな時に必要な物は、医者が処方した薬ではなく、
心安らぐ音楽や、笑える作品のはずである。
足を怪我して動けない人には、きっと冒険モノ旅行モノの物語がオススメではないだろうか。

今、自分が作っている作品に、そんな大それた事が出来ているとは思っていませんが、
個人的には、楽しんでもらえる物を作って行きたいと思っています。
それが、エンターテイメントのあり方だと思うので・・・