ゲームの話 3 (グラフィック 今・昔)
年明けから、今やってる仕事は最後の追い込みと言う感じです。相変わらず
忙しい毎日を送っています。

その流れで、グラフィックの話をしましょうか・・・

ブログで高校の頃にPC-88でゲームをしていたと書きましたが、
その頃からパソコンで絵も描いていました。今と違って環境としては
不便でした。
ペンタブレットなんて夢のまた夢、当然ありません。
今では標準装備のマウスも無いので別で購入しました。当時でも珍しかった
と思います。マウスを持っている人は、仲間うちでは絵を描いていた
自分ぐらいでした。スキャナーもとても高価で、もちろん無かったです。
パソコンの方も今と違って非力でした。使える色は8色
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黒・青・赤・紫・水色・緑・黄色・白 です。
色数が少ないので、中間色という、色を混ぜて別の色を作って使って
いきます。わかりやすく当時の色の使い方を再現してみました。
120121_02.gif
今では綺麗に表現できる青から赤のグラデーションも当時のパソコンでは
右のような感じになります。ドットのパターンで塗り分けていく感じですね。
上の参考例は青と赤の2色なのでシンプルなのですが、3色、4色を混ぜて
微妙な色も作っていくわけです。いろいろ工夫するわけです。
工夫と言うと・・・スキャナーも無かったので紙に描いた絵をサランラップに
油性マジックで写してモニターに貼り付け、それを見ながらマウスで描いて
いく・・・なんてやってましたね^^

当時パソコンで描いた物を見せられると良いのですが、データは残っていますが
5インチフロッピーです。当時のパソコンもソフトも無いので無理ですね。

苦労して描いていましたが、いろいろ工夫が出来て面白かったです。
今はパソコンもソフトも良くなったので、便利な世の中になりました。


そして、今、ゲームのグラフィックを仕事にしているわけです。
ゲームの話 2
ちょうど高校の頃だったと思います。
自分でもPC-88を手に入れて、同じパソコンを持っている友人とゲームを
やっていました。RPGみたいなゲームも好きでしたが、やっぱり好きだった
のはアドベンチャーゲームです。アドベンチャーゲームでもミステリー物は
大好きでした!
「オホーツクに消ゆ」もそうですが、シンキングラビットから出てた
「道化師殺人事件」「カサブランカに愛を」
リバーヒルソフトから出ていたJBハロルドシリーズなど、
あの頃、綺羅星のごとく名作と言われたゲームがあったような気がします。
その話をし始めると止まらなくなります・・・

前に「オホーツクに消ゆ」の話が出たので、その話をもう少しだけ

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これは、「オホーツクに消ゆ」の当時のパッケージです。
友達の所でしか見ることの出来なかった思い出のゲームを、ずいぶん後に
なってから中古で手にいてたものです。
今では動かせるパソコンを持っていませんが、ゲームだけ持っています。
パッケージがかっこいいです。
ワクワクします。
120115_02.jpg
そして、ゲームはこんなものに入っていました。「5インチフロッピーディスク」
こんなに大きくて、確か320KBぐらいしか入らなかったと思います。
今や見かけなくなった3.5インチFDは1.44MBだから、この容量で楽しめる
ゲームが入っていたと考えると驚きです。
「オホーツクに消ゆ」をプレイしたことの無い人に・・・
「オホーツクに消ゆ」は北海道の実際にある町や場所を舞台に話が進んでいきます。
120115_03.jpg
だから、中に北海道観光マップも付いています。こういうの楽しいですよね。
ゲーム画面と地図を照らし合わせて楽しむことが出来ます。
120115_04.jpg
そして、これは説明書の中に描いてあるイメージイラストです。
当時は萌とか無かったですからね^^
劇画タッチでカッコイイ!激シブです。

こんなに「オホーツクに消ゆ」が好きなのですが、実はPC版は最後までプレイした事がないんですよね^^;
ファミコン版は最後までプレイしたのですが・・・

情けない・・・

続く



進行遅し!
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朝、仕事に行くまでの少しの時間と夜帰ってからの少しの時間を使ってます。
進み間遅いです。すみません・・・
ゲームの話 1
自分がゲームのグラフィックに興味を持ち始めたのは・・・
たぶん中学ぐらいでしょうか、当時ちょっとお金もちの?の友達の家には
パソコンとかあって、それ目当てに遊びに行ったものです。今回の作品の曲を
頼んでる友人も、その時一緒に集まっていた仲間の一人でした。
そんな頃からの友人です。
その時のパソコンは、確かNECのPC-8801とか、そんな感じでした。
アクションゲームとか面白いんだけど、自分は少し苦手でした。
(長くプレイできない、すぐ死んじゃう)
そんな中お気に入りだったのは、アドベンチャーゲームと言われるゲームが
好きでした。その友人の所で見せてもらって、強烈に印象に残っている
ゲームは「オホーツクに消ゆ」でしょう。「オホーツクに消ゆ」というと
ファミコン版が有名ですが、元はPCでした。
ゲームが始まり東京湾晴海ふ頭で死体が発見されて、ポケットからチラシが
出てくる。それを元に高田馬場の「栄通り」に主人公たちは向かうのですが…
その「栄通り」のグラフィックが実に美しかったと記憶しています。
それは夕焼け空をバックに栄通りのアーケードを写した背景なのですが、
その夕暮れの感じというか空がだんだん赤く染まり、そして夜に近づく…
そんな感じが本当に綺麗だった・・・
パソコンってこんなに綺麗な絵が出せるんだ!と感心したものです。

最近になって、あの時の「栄通り」のグラフィックはどんなものだったか気になって、ネットで検索したら出てきました。

これです!
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・・・・・・・・

今見ると、がっかりな感じがしますね。線とかゆがんでます・・・
昔の思い出は美化されるんでしょか、
でも、当時はこれがとても綺麗でした。今のパソコンは何千万色も色が使えて
写真みたいに描く事が出来ます。前のブログで、
「ゲーム開発には決まりごとあって、その中で工夫をする」というのを書きま
したが、このグラフィックは、まさにそれにあたります。
当時のパソコンは同時発色は8色しか使えませんでした。たった8色で
夕焼けのグラデーションを表現するのは、普通にやったら無理なのですが、
色を緻密に混ぜて置いていくことで、中間色というのを作って再現している
のです。ちょうど色を混ぜると別の色が出来るみたいな感じです。

これが、ゲームの開発で言う「工夫」というものですね。

つづく・・・
ゲームのお仕事
自分はゲームのグラフィックとして働いています。

なかなか面白い仕事ではあると思います。ゲームの開発にはハードや
プログラムの決まりごとがあって、その条件で、どうやって工夫するか
というのが、普通に絵を描く人たちと違うところでしょう。
わかりやすく言うと、32x32ドットの16色でしか表示できないのに、
フルカラーで高解像度の絵を描いてもゲーム中には表示できないのです。
それぞれの国で言語が違うみたいに、それに合わせて翻訳をしないとダメなのです。

まさに、今やっている仕事はそんな感じです。企画の要望を聞き、
デザインしたり絵を作ったりして、ハードで動くフォーマットで
プログラマーに渡す・・・
グラフィックは華やかじゃないです。地味です。縁の下力持ちと言う感じです。
グラフィックがメインにくるゲームもありますが、今、自分がやってる仕事はそんなんじゃないです。

自分の作品も少しずつ進めていますが、あまり進んでいないです。すみません。
これから少しゲームに付いて書いて行きたいと思います。

また、お時間があったら読んでください。